【映画】再会の街で『Reign Over Me』の意味

どうもこんばんは。nonameでございます。
今回、YOUTUBEで妄想解説した映画「再会の街で」を、話足りなかったので追記します。動画はこちら↓
この映画の邦題は「再生の街で」ですが、原題は「Reign Over Me」です。
直訳は「私を支配する」という意味になりますが、この映画ではこの意味では使われていません。
この映画の中ではThe Who の Love, Reign O’er Meという曲が使われているので、このReign O’er Meから意味を引っ張って来る必要があります。
この曲のタイトルの意味は歌詞から汲み取れば「愛よ私の心を洗い流してくれ」と言う解釈で良いと思います。
The Who の Love, Reign O’er Me ↓
チャーリーの叫び
彼は家族を思い出すと壊れてしまう状況です。
その事を彼自身が分かっているので、思い出さないように必死になっています。
彼は、蓋をした悲しい事実を愛が覆って自分を救って欲しいと祈っている。
だけど、彼が欲するような愛は彼の上に降り注いでいた訳ではない。
だからタイトルに本来あるべき『Love』がなく、『Reign Over Me』だけなんだろうと思う。
彼を包んだ愛は降り注ぐものではなかった
ラストで彼は、アランをに今までの関係になかった人たちから愛を注がれているのが見て取れます。
しかし、それは彼が欲していた雨のように降り注ぐ、覆い隠すような愛ではない。
最後に手に入れた愛は、他力本願ではなく、お互いに育んでいくような愛でした。
例えば、義父義母とはお互いに悲しみや苦しみを共有して愛を育てた。
アランとは互いの悩みを吐露しあいアドバイスしあうことで育てた。
おそらくこれから「あの」面白い美女と、お互いに悩みを解決して愛を育てていくのだろうなというラスト。
愛は一方的に降り注ぐものではなく、お互いに育てていくものだというストーリー展開は、個人的にとても良かったです。
この作品は人々の繊細な感情が丁寧に表現されていて、中には可愛らしいコメディータッチ部分もあったりする。
何一つ違和感がない作品。
多くの人がこの作品に触れる事を願っています。